ゆっくり歩きながら動植物を観察します。頂上では定点でススキの生育状態を調べます。
<と き>
5月14日(土) 雨天中止
<集合場所、時刻>
南海高野線紀見峠駅 9.00集合
<コース>
紀見峠駅~頂上往復(参加者により変更あり)
<持ち物他>
日帰り山行装備 行動食
<レベル>
体力:A 技術:A
<締め切り>
5月11日(集会時)
<担 当>
山中
なお、大阪府の絶滅危惧種の調査によれば、大阪府内で確認された維管束植物のうち、絶滅が86種、絶滅のおそれのある種の総数は247種であり、絶滅危惧種の生息が最も多く確認されているのが、岩湧山だそうです。茅焼きの効果らしいですが、大阪で最も自然豊かな山は岩湧山でしょうね。
<あしあと>
岩湧山ススキ観察山行 滝畑コースは新緑がまばゆい!! 山中
参加者 澤村,吉田,井川,山中(L)
コース 滝畑ダム(9:45)~頂上(11:55)~下山(14:10)
澤村さんの提案で久しぶりに滝畑ダムから登ることにしました。このコースは杉の植樹は少なくて自然林に近く、若葉の緑は目に優しい。登る道々には草花は沢山有り植物に博識の井川さんから色々な名前を教えてもらうが、なかなか頭に入らない。今日はいつもの山行と違い、自然保護の目的もあり、花や樹木を観察しながらゆっくり登る。
頂上では本日主眼のススキの生育状態を観察した。西側と北側の斜面では30cm~35cmだが、東と南では45cm~50cmとやや生育状態は良かった。頂上は3月に山焼きをするので、ススキの生育が未完成な今の時期は、山肌はむき出しの所が多く、空き缶,ビニール,各種ビン類等が多く見かけられ、クリーンハイクの対象にしても良いのではと思ってしまう。頂上にはススキの観察や各種ごみの散乱状態を調べるため長く留まり、下山路でも草花を眺めながらゆっくり楽しんで本日の山行を終えました。
当会の母なる山「岩湧山」へは紀見峠が殆んど基点になっていますが、たまには滝畑ダム或いは岩湧寺から登るのも面白いですよ。