1月下旬~2月中旬の裏六甲、滝が寒さで氷り、素晴らしい氷のオブジュが見られます。一昨年のこの時期は暖冬でしたが、今冬は氷瀑を期待して有馬48滝へどうぞ。
<日 時>
2月6日(土)
<コース>
梅田7:40=芦屋川=阪急バス=東お多福山登山口~土桶割峠~六甲山~白龍滝~白石滝~百閒滝~似位滝~七曲滝~有馬~入浴(銀の湯)~反省会(ドイツ風居酒屋「ニュルンベルグ」)=阪急バスで帰阪
* 一気に有馬5滝を巡ります。
* 梅田~有馬、バス代1,330円。
* 有馬で入浴後、反省会を予定しています。
<装 備>
冬山装備一式、アイゼン必携
<レベル>
体力A 技術A
<地形図>
2万5千分の1「有馬」「宝塚」
<締切り>
1月27日(水)
<担 当>
大西
2014年2月9日 六甲氷瀑巡りの写真
<あしあと>
〈日 時〉平成28年2月6日(土)
〈参加者〉泉州労山2名、高石市の山の会2名
〈コース〉8:23東お多福山登山口-8:51槌樋割峠-9:46石ノ宝殿-10:15六甲山最高峰-11:02極楽茶屋-12:05紅葉谷・七曲滝-13:50有馬温泉
2月6日(日)午前7時20分、阪急梅田駅に4名が集合、六甲氷瀑巡りの山旅に向った。六甲氷瀑巡りは今回で7回目、三年前は温暖化で七曲滝はただの滝、一昨年と昨年は雪とまずまずの氷瀑に出会え、楽しい六甲の冬を楽しんだ。今回は暖冬続きで氷瀑は期待できず、といってもちょっぴり氷瀑滝巡りを期待しての山行となった。
今回も阪急芦屋川駅から東お多福山登山口までバスを利用して短距離コースを考えた。登山口バス停から土樋割峠(どびわりとうげ)まで約30分ほど林道を歩く。槌樋割峠で「六甲山最高峰へ」と道標があり、蛇谷北山尾根に入り石ノ宝殿を目指すやや険しい坂道が続いた。中間点に「芦屋市最高峰」と書かれた蛇谷北山(840m)に寄って(寄ってと言っても登山道のすぐ側にあった)芦屋の港の風景を楽しんだ。冬にしては気温は高め、海は霞んで泉南の山までは眺望はなかった。石ノ宝殿から一軒茶屋までは車道の脇に沿う山道、所々に「全山縦走」の標識があり、何名かの単独行の登山者にも出会った。一軒茶屋から六甲山最高峰を経て極楽茶屋へ、ここから紅葉谷を下るのだが、今年も登山道取り口に「紅葉谷登山道通行止め」の看板が付け替えてあった。これは一昨年の台風11号とその後の豪雨の影響でいくつかの登山道の崩壊が相次ぎ、まだ復旧の目途が立っていないということだ。冬でも人気の紅葉谷へ向かうコースにはほとんど登山者はいなかったが、私たちは取りあえず行けるところまで行ってみることにした。
紅葉谷を下り始めると、有馬側から登ってくる登山者にも出会い、登山道崩壊の状況をたずねると、「二か所ほど登山道が完全に崩壊、七曲滝付近では山側への迂回路(昨年はかなり下まで下り、また登り返すという難路の迂回路であった)がつくられているので大丈夫です」とアドバイスをいただいた。もう一か所は紅葉谷出合~有馬への登山道(車道でもある)の一部ではかなりの土砂崩壊があり、今年は通行止めのフェンスがしてあった(写真右)。この崩壊は一昨年の台風と豪雨の凄まじさを知ることができ、まだ復旧の目途が立っていない。それでも有馬側からの大勢の登山者にも出会い、六甲紅葉谷の人気ぶりを知ることができた。
紅葉谷の七曲滝も大勢の登山者が見られ、大半が有馬側からのようだ。七曲滝は小さなツララのような氷柱が一部に見られるだけであったが、参加者4名は、それなりに七曲滝の雰囲気を味わい、しばらくデジカメで記念写真を撮りあっていたのでした。昨年見られた滝の正面側での大規模な土砂の崩壊跡(昨年は大勢の人が寛げる空間がほとんど無くなっていた)は、なぜか崩壊前の時のような空間になっていた。他に百閒滝や似位滝にも寄る予定を、今回も氷瀑が期待できないと考え、有馬へ下山することに。有馬で梅田行きのバスを待つ時間、私たち4名は、いつもの定番、「ニュルンベルク」でドイツ風ソーセージに黒ビールで乾杯、この反省会も六甲山登山の楽しみの一つだ。また、来年はもっといい氷瀑巡りに出会いたいものだ。
ロープウェー有馬駅付近の登山道は崩壊のまま、
復旧までにしばらく時間がかかりそうです。