お助け4点セットについて
泉州労山では、安全な山行を行う為、日帰り山行でも、緊急用の装備として、以下のスリング3本・カラビナ・補助ロープ・ツエルト(簡易テント)を携帯する様にしています。通称、お助け4点セットと呼んでいます。
- スリング3本以上(120cmテープスリング1本、φ5㎜細引きスリング40cm、φ6mm細引きスリング80~120cm)
- カラビナ3個以上(HMS型安全環付大きめの物1個、変形D型カラビナ2個以上)
- 補助ロープ10m又は20m(リーダーは20m以上を持参する事、φ7~8㎜)
- ツエルト(簡易テント)横になって眠ることの出来るサイズ以上
総重量:800~900gになります。
カラビナについて
- HMS型安全環付カラビナ(オレンジ)
洋ナシ型と呼ばれるもの。ムンターヒッチ等で使用するので大きいサイズが使いやすい。 - 変形D型カラビナ(金色)
オフセットD型ともいう。ストレートゲートのものを選ぶこと。2個以上欲しい。下の図にあるとおり、ゲートのところが鍵状になっていないものを選ぶ。(ロープがひっかかって使いにくい)
スリングについて
- φ5mm細引きスリング(白)
フリクションノット用。補助ロープが7㎜なので5㎜40cm。径が細い方が良く効くが、強度の問題があるので普通の切り売りロープなら5mm以上。強度をあげるためケブラー等の芯を使用しているなら4mmのものが使いやすい。 - φ6mm細引きスリング(オレンジ)
セルフビレイ用。80cm~120mくらいのものを用意する。 - テープスリング(赤)
簡易チェストハーネス用。幅2cm以上のテープスリング。女性は120cm。体格の良い男性は150cm。
補助ロープ
細引きの切り売りφ7~8㎜程度のナイロンロープ、パーティでは太さをそろえ、色は変えることが大切です。リーダーは20mのロープを持つべきです。
ツエルト
横になって休めるサイズが必要、緊急時寝ることが出来るサイズであればビバーク時楽であり、搬出時タンカ用の布としても使用できる。
※購入に関して
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