吉野から熊野本宮大社まで続く奥駈道のうち、玉置神社を起点に熊野本宮大社まで歩いてきました。アップダウンも多く、休憩時間を含めて9時間を超える山行となりました。
1台の車をデポするための集合地、熊野本宮大社に早めに着いたNさんとMさんは、本宮大社の最も大切なお祭りである本殿祭・渡御祭を運よく見ることができたとのこと。遅れて着いたFさんと私の2名は残念ながら祭りを見ることができず、文字通り『あとの祭り』となる。
出発地の玉置神社の駐車場まで車で上がる。楽ちんだったのはここまで。
玉置神社で登山の安全をお願いして、いざ出発。
若葉が出始めているブナもある。その新緑はとてもすがすがしい。
五大尊岳の頂上。五大尊岳の前後は急坂の難所が次々と現れ、緊張が続く。
難所の一つを慎重に下る。
この日の昼過ぎまで、とても風が強く寒かったので、全員ウインドブレーカーを着用している。
吹越峠から南へ500mほど、アンテナ塔の前の広場は絶好の展望が得られる地点。玉置神社から歩いてきて、熊野本宮大社旧社地の大斎原(おおゆのはら)にある大鳥居を初めて見ることができる地点でもある。
七越峰では、きれいな花や葉が鮮やかさを競い合っている。
熊野川河岸まで下り着く。これでもかこれでもかと続いたアップダウンの苦しみから解放され、ほっとする。あとは川を渡って、対岸の熊野本宮大社まで歩くのみ。
山行日:2022年4月16日
投稿者:わっきー
写 真:たけやん