2年前に計画しながらも、コロナ禍のため中止になっていた台高支脈の縦走の再計画です。

落葉したブナやミズナラの自然林がとても明るく、久しぶりに台高らしい尾根歩きの爽快さを全身で感じることができました。。
アップダウンが多かったり、やせ尾根が続いたりするので油断できませんが、樹間から目標とする白鬚岳の勇姿が見えるので、力が入ります。

白鬚岳頂上は展望がきき、金剛山地もうっすらとですが見えます。大峰方面の山々は上部に雲がかかっていて、残念ながら見ることはできませんでした。

白鬚岳から小白鬚へ向かう途中、南方向の展望が開け、大台ヶ原も見えていました。その手前の尾根は、今回歩いてきた尾根で、三角点切原から北へ続く自然林のようすがわかります。

小白鬚からは標高差800mほどの下りがスタートします。途中1カ所だけ、登山道が崩れていて谷へ滑り落ちやすい地点がありましたので、補助ロープを利用しながら慎重に通り抜けました。

 長時間の山行を終えて帰るとき、「おつかれさん」と疲れを癒やしてくれるかのように、夕日を浴びてオレンジ色に輝く雲が空一面に広がっていました。
 
 山行日:2022年11月26日(土)
 投稿者:わっきー
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