いつ:
2016年5月6日 – 2016年5月8日 全日
2016-05-06T00:00:00+09:00
2016-05-09T00:00:00+09:00
どこで:
西赤石山
日本
〒799-0650 愛媛県新居浜市別子山 西赤石山
料金:
無料
西赤石山から東赤石山を縦走します。西赤石山の北面には四国随一と言われるアケボノツツジの群生がみられます。最高峰・東赤石山頂からは石鎚山や瀬戸内海への広大な展望が得られます。宿泊は八巻山の岩塊が迫る赤い屋根の赤石山荘です。

 

<日 時>
5月6日(金)~8日(日)

<集 合>
5月6日(金)夜(集合時間は参加者で決めます)
集合場所  JR 鳳駅又は南海羽衣駅、マイカーで大阪南港に向かいます。

<コース>
5月6日(金) 大阪南港22:30=(フェリー)
5月7日(土) =愛媛・東予港6:10=(マイカー)=日浦登山口~銅山越~西赤石山~赤石山荘(泊)
歩行時間:約5時間
5月8日(日) 赤石山荘~八巻山~東赤石山~筏津登山口=温泉=松山・徳島自動車道で帰阪
歩行時間:約4時間

* 山行レベル 体力A 技術A
* 赤石山荘は素泊まりのみで約2,000 円です。
* 予算:約13,000 円(4名の場合)

<地形図>
1/25,000 地形図 「別子銅山」「弟地」

<装 備>
小屋泊まり春山縦走の装備、地形図、温泉セット、食器
(7日夕食、8日朝食…食事計画は参加者で決めます)

<締切り>
4月27日(水)

<担 当>
大西

<あしあと>
<参加者>大西  (CL)・榎本  ・日高実  ・大西友人2名
<コースタイム(大西)>
5月7日(土)
7:48日浦登山口-8:35ダイヤモンド水-9:32銅山超-11:22西赤石山-12:13物住頭-14:30赤石山荘

5月8日(日)
5:30赤石山荘-6:03八巻山-6:35赤石山荘-7:30東赤石山-11:00筏津登山口

四国の西赤石山~東赤石山縦走登山に行ってきました。前夜からフェリーに乗っての移動で早朝に東予港に着きました。夜間に降った雨は上がっていましたがやや曇り空。登山道は昔、別子銅山が繁栄していたことが偲ばれるいろんな施設跡がありました。
標高1400m頃よりダイセンミツバツツジ、ツガザクラが見られ、更に登って行くと今回のメインであるアケボノツツジが現れ出しました。やさしいピンク色で花弁が丸く大きいのが特徴です。登山道から少し離れた所にずっと群生し咲き誇っていました。西赤石山はツアー登山客も多く、所狭しでゆっくりも出来ず縦走路を先へと進みました。ガスがかかっており時々見せる南側の山肌はアケボノツツジでピンクに染まっていました。岩場のトラバース帯は慎重に進み石室越えから赤石山荘へと下りました。雨上がりの為、ブヨが多く女性4人は顔や耳に刺されており腫れて痒く薬を塗りましたが、これから気温が上がる時期は頭から被るネットが必要だと思いました。山荘は驚くほど傷んでおり、廊下は足を忍ばせて歩き、突然部屋の戸が勝手に外れて倒れたときはビックリ!しかし、こんな山の中、小屋の管理・維持するのは大変だろうなと思い感謝をして休ませていただきました。
翌朝は小屋裏から、空身で八巻山を往復。天気が良く山頂はすっきりと展望を楽しみ、岩場も楽しむ事が出来ました。小屋に戻るとラジオ体操の時間で一緒に参加しました。小屋周辺に黄色で小さな花をビッシリ付けている木が気になっていましたが“白文字の木”だと小屋のご主人に教えてもらいました。ザックを担いで東赤石山へ。下山はゴロゴロ石の登山道に気を付けながら下って行きました。沢を渡ってようやく歩きやすくなり、予定コースタイムより1.5倍近い時間をかけて筏津登山口にたどり着きました。いろいろありましたが目的であったアケボノツツジに会えて満足でした。リーダ・ドライバーの大西さんありがとうございました。皆さんお世話になりました。

201606_01

八巻山の岩稜を下る、緊張の連続です

八巻山をバックに東赤石山で記念写真

八巻山をバックに東赤石山で記念写真

西赤石山~東赤石山縦走  榎本
アケボノツツジを楽しみに西赤石山に行って来ました。最初は別子銅山遺跡を見ながら観光気分で登山道を歩きました。西赤石山辺りからアケボノツツジに出会い、赤石山荘手前は岩稜地帯で変化に富んだコースでした。天気も良く東赤石山頂上からは石鎚山も綺麗に見られました。レトロな赤石山荘は壊れそうな小屋でしたが、週末で宿泊客も沢山いて賑やかでした。前日夜発のフェリーだったので睡眠も充分とれ、風呂にも入って快適でした。高山植物の宝庫だそうでまた行ってみたいと思います。

西赤石山・東赤石山縦走ワンポイント・メモ 大西
フェリー…オレンジフェリー、2割引き。南港20時発、翌朝6時東予港、睡眠も十分にとれて快適、好評だった。
ツガザクラ…銅山越あたりでツガザクラ、淡紅紫色の小さな花。高山帯そっくりの景観にびっくり。ツガザクラは北アルプスではもっぱら残雪跡地の岩場のようなところに分布、ここでは正反対の強風地帯に出現するから不思議だ。
トラバース…物住頭から前赤石の岩峰を巻いていく。もっとも緊張するトラバースにみんな三点確保でクリア、眼下のアケボノツツジが印象的だ。
赤石山荘…素泊まり、ずっと1人2,000円据え置き。支配人の森安さんは何かと親切だが、ビールを注文すると「歳がいってもうビールを担ぎ上げる元気がない。我慢してください」とピシャリ。
八巻山…赤石山荘の背後に厳つい顔で赤く染まる八巻山、山荘から岩の斜面を直登した。1人私の連れが登るのをためらったが、全員25分で登れて良かった。山頂からかつて登った二ツ岳、赤星山も重なり合って望めた。
東赤石山…赤石越から約5分で赤石山系の最高峰(1729m)、岩峰は酸化して赤褐色をしている。西方かなたに石鎚山、眼下に新居浜の町のいい眺めだ。高山植物の宝庫とか、また夏の花の季節に来てみたいものだ。
イシヅチサクラ…赤石山直下に唯一のイシヅチサクラを見つけた。小さい花でとても可愛い。今回もイシヅチサクラに出会えてよかった。

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