7月16日~17日南駒ヶ岳~越百山周回
天気が危ぶまれましたが参加者4人のため、登り9時間・下り8時間のハードな山行は決行されました。ヤマレコなどを見るとつわもののトレイルランナーが日帰りで反時計回りに周回などをしているコースのようですが、お花畑がすばらしいという擂鉢窪避難小屋に泊まってみたいと南駒からの時計周りでの周回になりました。南駒ヶ岳へは福栃平から北沢尾根の登り、昭文社の地図では破線の上、危険マークが3か所、ササヤブ通行困難の表示。そんなことは頭の片隅に追いやり、樹林帯の急登をガンガン登る、2000mを過ぎた辺りからは黄花シャクナゲやゴゼンタチバナなどの花に癒されコースタイムを短縮し絶好調!!と思いきや2500mを過ぎたころから背丈を超えるシャクナゲ、ナナカマド、ハイマツに行く手を阻まれる。藪をかき分けかき分けたどり着いた「山頂まで1時間」の標識にホッと一息、ところがその後もヤブコギ、山頂直下の岩場と「あと1時間の標識、ほんまかぁ?まちがえてない~?」というほどの試練は続き登山口から6時間40分で「南駒ヶ岳」征服。そこからは進路を越百山とは逆に北に変え擂鉢窪避難小屋を目指す。コルのハイマツから小屋方面へ一歩足を踏み出すと「わぁ~!」今までの苦労が報われたお花畑が広がっていました。ただ、手つかずのお花畑の情報通り、沢の流れた跡と表現すべき道が小屋まで続き「やれやれ~」きつーい1日が終わりました。赤い屋根の小屋は手入れが行き届き、広いうえにとてもきれいで快適に眠りにつくことができました。
投稿 YU-KOりん  撮影 pressさん

DSCN3322_originalハイマツ、シャクナゲ、ナナカマドをかき分け進むDSCN3334_originalたどり着きました「南駒ヶ岳」DSCN3342_original避難小屋の赤い屋根を目指し擂鉢窪のお花畑を下る
DSCN3371_original擂鉢窪カールのお花畑
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青空が広がり始め、翌日への期待も広がるDSCN3383_originalシナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ・・たくさんの花に癒され1日の苦労も報われました

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