熊野古道小辺路(こへち)は、高野山と熊野三山を最短距離で結ぶ道ですが、途中、標高1000m以上の峠を三つも越えなければなりません。
全ルートを歩くには、3泊4日、かなり健脚な人でも2泊3日はかかります。
この小辺路を、会山行として日帰りで4回に分けて歩いてみようと考え、昨年の6月から「小辺路を歩く旅」をスタートさせました。
1回目は高野山~大股、2回目は大股~五百瀬、3回目は五百瀬~十津川温泉、そして4回目の今回が十津川温泉~熊野本宮大社でした。1~3回目は車を2台使いました。
4回のうち、古道歩き(山歩き)をたっぷり楽しめたのは、2回目の大股から五百瀬の区間でした。伯母子岳に登るというおまけも付けました。あとの3回は、舗装された車道歩きの区間があり、その間は当然のことながら古道らしさは皆無です。
中辺路(なかへち)では、外国人の歩く姿が増えているそうですが、小辺路でも今回初めて歩いている外国人を見かけました。

丁石 「くまの本宮より十七里」との文字が読み取れる

のどかな早春の古道

吉村家跡の防風林

果無集落の民家前を通る

熊野本宮大社に到着

今回の山行日:2018年11月16日   投稿:わっきー

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